生活習慣が原因となって発症する病気を生活習慣病と言います。

ダイエー健康保険組合の特定健診結果から見ると、脂質異常の方が多く、治療対象域であっても未治療の方も多くいます。

生活習慣病は、高血圧、糖尿病、脂質異常症などを指し、生活習慣の改善や適切な治療をしない状態が続くと、ある日突然脳卒中、心筋梗塞などを起こすことになります。このような大きな病気になると体はもちろんですが、経済的な負担もかかってきます。しかし、日頃の生活習慣や健診結果を見直せば、この病気のサインに気づくことができますし、何らかの対策をとることで、大きな病気を未然に防ぐこともできます。

下の図は、生活習慣病の進行によって、どのくらい医療費がかかり、生活が変化するか示したものです。

生活習慣病の進行と変化